台湾の鴻海精密工業(Hon Hai Precision Industry)は、ぶっちぎりで世界最大のEMSである。Windows PCもMacも、「iPhone」もAndroidスマートフォンも作っている。その圧倒的な生産力を頼って製品生産を委託する電子産業の企業は雑多かつ膨大で、さながらイデオロギーを超えて同じ会議場に多くの国が集う国連のような状態だ。

 同社のカリスマである郭台銘(テリー・ゴウ)氏が、台湾の総統候補選びの予備選挙に出馬表明したことで、その強大な電子機器生産ビジネスに変調を来すのではと懸念する声がある。実際のところ、どうなのだろうか。郭台銘氏が台湾の総統になったとしたら何が起こり得るのか議論している今回のテクノ大喜利。4番目の回答者は、Grossbergの大山 聡氏である。同氏は、EMS業界に与える影響を中心に考察した。

(記事構成は、伊藤元昭=エンライト
大山 聡(おおやま さとる)
Grossberg 代表
大山 聡(おおやま さとる) 1985年東京エレクトロン入社。1996年から2004年までABNアムロ証券、リーマンブラザーズ証券などで産業エレクトロニクス分野のアナリストを務めた後、富士通に転職、半導体部門の経営戦略に従事。2010年よりIHS Markitで、半導体をはじめとしたエレクトロニクス分野全般の調査・分析を担当。2017年9月に同社を退社し、同年10月からコンサルティング会社Grossberg合同会社に専任。
【質問1】仮に郭台銘氏が台湾総統になったとしたら、電子業界にどのような影響が及ぶと思われますか?
【回答】特に大きな影響があるとは思えない
【質問2】郭台銘氏の台湾総統就任によって、米中貿易摩擦行方にどのような影響が及ぶと思われますか?
【回答】特に大きな影響があるとは思えない
【質問3】鴻海傘下のシャープ、また鴻海と取引がある日本企業には、どのような影響が及ぶと思われますか?
【回答】特に大きな影響があるとは思えない

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら