フランス・グループPSA(Groupe PSA)のシトロエン(Citroen)ブランドは、初のSUV(多目的スポーツ車)として「C5エアクロス(C5 Aircross)」を発売した。競合と考えられるのは、レクサス「UX」、ランドローバー「イヴォーク」、ホンダ「CR-V」、マツダ「CX-5」など。数多くのSUVがひしめく“激戦区”といえる。C5エアクロスは、そうした競合の中で、内外装の造形と快適性を特徴としている。

シトロエン初のSUVとなったC5エアクロスは、単一車種での販売となる。車体色は6色
(撮影:筆者)
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 外観は、2015年の上海モーターショーに出展された「Aircross」を基に、上下2段のフロントグリルなど、近年のシトロエンらしさを備え、ひと目で分かる独創的な姿である。内装では、ソファーのような座り心地という座席の造りと、後席が3分割となり室内のアレンジが多様である点など実用性が注目点となる。

後席は3分割で、それぞれに座席位置を調節できる
(撮影:筆者)
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 エンジンは、直列4気筒ディーゼルターボだ。変速機は、8速のAT(自動変速機)である。走行面での快適性を向上させる機構として、「プログレッシブ・ハイドロリック・クッション」と呼ばれるダンパーの採用がある。これは、ダンパーの減衰機構の中に、もう一つの小さなダンパーがあるといった発想の機構で、サスペンションが大きくストロークした際に従来はストッパーが働いていた部分にも減衰機能を与え、サスペンションのあらゆる動きに対し、しなやかさをもたらすというものだ。

排気量2.0Lのディーゼルターボエンジンと8速ATの組み合わせで快適に走った
(撮影:筆者)
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