日産自動車の「スカイライン」がマイナーチェンジ(部分改良)し、合わせて運転支援機能の「プロパイロット2.0」をハイブリッド車(HEV)に標準で初搭載した。これは、ステアリングホイールから手放しで走行できる機能の実用化・市販化である。ただし、プロパイロット2.0は、レベル2の運転支援であるところが要だ。ドイツ・アウディ(Audi)は、いち早くレベル3を実現し、認可は得たものの公道ではまだ利用できずにいる。

プロパイロット2.0は、HEVにのみ標準装備される。試乗車は「GT Type SP 2WD」
(撮影:著者)
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伝統的なロングノーズ・ショートデッキの後輪駆動車らしい姿
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 スカイラインに搭載されたプロパイロット2.0は、「360度センシング」といって、7個のカメラ、5個のミリ波レーダー、12個の超音波センサー(ソナー)で白線や標識、周辺の車両を検知する。加えて、3次元高精度地図データを採用する点が鍵を握っている。カメラなどで見通せない先の道路状況を先読みできるのである。また高精度ということで、センチメートル単位の座標で位置を把握するため、道路という道筋だけでなく、車線のどこを走行しているかも認識できる。

カメラやミリ波レーダーなどのセンサー類もより進化し、充実させている
(撮影:著者)
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