欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「ジープ・レネゲード(Jeep Renegade)」は、ジープの中で最も小型のSUV(多目的スポーツ車)である。外観は、悪路走破もこなす4輪駆動車のように見えるが、これまで販売されてきた車種はいずれも前輪駆動のFF車だった。2019年の4月に4輪駆動の「レネゲード・トレイルホーク(Renegade Trailhawk)」が加わり、悪路での運転を試すことができた。

レネゲードの追加車種として四輪駆動を装備したトレイルホーク。最も小型のジープ車だ
(撮影:著者)
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 排気量1.3L直列4気筒のガソリンターボエンジンはレネゲード各車種とも同じだが、トレイルホークは約2割増しの179PSという最高出力を得ている。また、変速機が9速電子制御オートマチックになっている(他は6速AT)。この多段変速機の1速は、とくに悪路走破のために用意された低い変速比を備えており、日常的には2速からの発進になる。

ジープが要件とする悪路走破性を備えた証しとなるトレイルホークのバッジ
(撮影:著者)
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 今回の試乗は、富士山麓で行った。4輪駆動車の限界を試せる特別なコースだ。この試乗会ではまた、ジープの中で最も悪路走破にたけた「ラングラー・ルビコン(Wrangler Rubicon)」も比較試乗できた。

トレイルホークのロゴの入った座席は、体をしっかり支え悪路での運転に集中できる
(撮影:著者)
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