日産自動車の電気自動車「リーフ」の電動技術を応用したシリーズハイブリッド「e-POWER」を搭載する第2弾として、セレナe-POWERが発売された。シリーズハイブリッドとは、走行はモーターのみにより、エンジンは発電用として働く方式だ。

 e-POWERのシステム概要は、1.2L直列3気筒直噴ガソリンエンジンと交流同期モーターが組み合わされ、モーターへはリチウムイオンバッテリーから電力が供給される。セレナe-POWERでは、ノートe-POWERに比べエンジン出力で7%、モーター出力で25%の向上があり、リチウムイオンバッテリー容量はセル数が増やされて20%の容量増となっている。

 そのほか、新たな機能追加として、マナーモードとチャージモードが追加された。マナーモードは、エンジンを始動せず電気自動車のようにモーターのみで走行できるようにする。日産の社内評価として、バッテリー残量が90%のとき約2.7kmをエンジン始動せずに走れるという。ただし急加速などすればエンジンが発電のため始動する場合がある。チャージモードは、リチウムイオンバッテリーへの充電を目的とし、常にエンジンがかかった状態での走りとなる。とはいえ、もちろん駆動はモーターが行う。

今回の試乗車は、セレナe-POWERの最上級グレードであるハイウェイスターのため、車幅が広い分3ナンバー車となる
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e-POWERの証と言える、青をあしらったフロントグリル
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