連載主旨
モータージャーナリストの御堀直嗣氏が、国内外の注目新車をインプレッション。電気自動車、ハイブリッド車からディーゼル車、ガソリン車まで、注目新車を競合車と比べて詳細に解説する。
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連載主旨
モータージャーナリストの御堀直嗣氏が、国内外の注目新車をインプレッション。電気自動車、ハイブリッド車からディーゼル車、ガソリン車まで、注目新車を競合車と比べて詳細に解説する。
電気自動車(EV)メーカーの米テスラ(Tesla)から、量販車種の「モデル3」が日本でも発売された。上級4ドアセダンの「モデルS」、SUV(多目的スポーツ車)の「モデルX」に続く3車種目であり、高級車から導入を始め、以後量産車でのEV普及を目指すとしたテスラの方針に沿った販売となる。
スウェーデン・ボルボ(Volvo)の4ドアセダン「S60」が、全面改良(フルモデルチェンジ)した。ボルボは、2016年からすべての車種でプラットフォームの刷新を始め、このS60がその最終車種となる。また、ステーションワゴンやSUV(多目的スポーツ車)を充実させているボルボにとって、4ドアセダンはこ…
ドイツ・ダイムラー(Daimler)はメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)ブランド初の電気自動車(EV)である「EQC」を日本市場に導入した。ダイムラーはかつてスマート(smart)ブランドでEVを導入したことがあるが、メルセデス・ベンツとしては、初めてとなる。
トヨタ自動車の「カローラ」が、フルモデルチェンジ(全面改良)により12代目となった。2018年に、一足先にハッチバックの「カローラスポーツ」が市場導入されているが、今回の4ドアセダンと、ステーションワゴンの「カローラツーリング」は、これまで5ナンバー車として販売されてきた経緯を踏まえ、3ナンバー車…
ドイツ・フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)は、2015年のディーゼル排ガス偽装問題もあり、日本市場へのディーゼル車の導入を見送ってきた。しかし、2018年の「パサート(Passat)」から日本への導入を開始し、VWの中核車種である「ゴルフ(Golf)」にもディーゼルターボエンジン車の…
フランス・グループPSA(Groupe PSA)のシトロエン(Citroen)ブランドは、初のSUV(多目的スポーツ車)として「C5エアクロス(C5 Aircross)」を発売した。
ホンダの軽自動車「N-WGN」がフルモデルチェンジ(全面改良)して2代目となった。開発の基になっているのは、先にモデルチェンジを終えている「N-BOX」であり、続いて商用の「N-VAN」も誕生している。
日産自動車の「スカイライン」がマイナーチェンジ(部分改良)し、合わせて運転支援機能の「プロパイロット2.0」をハイブリッド車(HEV)に標準で初搭載した。これは、ステアリングホイールから手放しで走行できる機能の実用化・市販化である。
フランス・グループPSA(Groupe PSA)のDSオートモビルズ(DS Automobiles)ブランドとして、2台目のSUV(多目的スポーツ車)となるのが、「DS 3クロスバック(DS 3 Crossback)」だ。車体寸法のうち全幅が1.7mを超えるので3ナンバー車となるが、全長は4.12…
ダイハツ工業のスーパーハイト系ワゴン「タント」が、フルモデルチェンジ(全面改良)した。注目すべきは、新開発されたプラットフォーム「DNGA(ダイハツ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)」を採用する第1弾の車種である点だ。トヨタ自動車の完全子会社となった現在のダイハツにおいて、DNGAと聞くとト…
ドイツ・ダイムラー(Daimler)のメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)「Bクラス」がフルモデルチェンジ(全面改良)して新型となった。2018年にフルモデルチェンジした「Aクラス」同様、一見したところ前型と大きく変わったように見えないが、外観の造形などが洗練され、また性能や機能も一段…
英ジャガーランドローバー(Jaguar Land Rover)の小型SUV(多目的スポーツ車)「レンジローバーイヴォーク(Range Rover Evoque)」がフルモデルチェンジし、2代目となった。
欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「ジープ・レネゲード(Jeep Renegade)」は、ジープの中で最も小型のSUVである。これまで販売されてきた車種はいずれも前輪駆動のFF車だったが2019年4月に4輪駆動の「レネゲード・トレイルホーク(Renegade Trailha…
トヨタ自動車の「スープラ」が、17年ぶりに復活し5代目となった。ドイツBMWと共同開発することにより、復活を果たし、使用する部品は兄弟車のBMW「Z4」と共通になる。ただし、Z4がオープンカーであるのに対しスープラはクーペであり、開発はそれぞれが独自に行った。
スウェーデン・ボルボ(Volvo)の最上級SUV(多目的スポーツ車)である「XC90」は、新世代プラットフォームを採用し、すべてが一新されたボルボ車の第1弾として2016年1月に日本で発売された。それ以来、ガソリンエンジン車とプラグインハイブリッド車(PHEV)の4輪駆動車が販売されてきたが、今回…
ドイツ・アウディ(Audi)の「A6」がフルモデルチェンジして5代目となった。1968年の「100」の後継車種として94年にA6と車名変更しており、100の時代から数えると8代目となる。
欧米フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)の「フィアット500X(Fiat 500X)」は、2015年に日本市場に導入されたが、今回新たなエンジンを搭載するなどの部分改良が施された。従来は4×4(4輪駆動)の選択肢があったが、部分改良によりFF(前輪駆動)のみに車種が絞り込まれた。
日産自動車の軽自動車「デイズ」が、フルモデルチェンジにより2代目となった。2013年の初代から三菱自動車との合弁会社であるNMKVで開発と製造が行われてきた。今回は、日産主導で車両開発が行われたという。
スウェーデン・ボルボ(Volvo)のステーションワゴンである「V60」に、追加車種として「V60クロスカントリー」が登場した。最低地上高をV60に比べ65mm高め210mmとし、SUV(多目的スポーツ車)などと引けを取らない路面と床下とのゆとりをもたせている。
トヨタ自動車のSUV(多目的スポーツ車)「RAV4」が、5代目として登場した。RAV4は、今日のSUVブームのさきがけとして1994年に誕生した。その後は高い人気を得た米国市場向けに車両が大型化されていき、2016年に国内市場から撤退している。