EV(電気自動車)がエネルギー効率に優れたクルマであることは認知されてきた。ただ、ガソリンと比べた電池のエネルギー密度の低さや、発電時のCO2排出量を考えれば、EVが移動手段の主流には成りにくいことは確かだ。解決しなければならない課題が多い。

 環境負荷一つとっても、EVは排ガスを出さないのでクリーンだと言う乱暴な論調は少なくなり、発電時の環境負荷まで含めたWell to Wheel(燃料の採掘から走行まで)でのCO2排出量で議論するのが公平であるとの考え方が広まってきた。しかし、原料の生産から使用時、そして廃棄時までの環境負荷を考える、より厳格なLCA(ライフ・サイクル・アセスメント)に関しては、まだまだ認知度が高くはないようだ。

図1 マツダ「アクセラ」と先代モデルをLCA評価した実例
CO2排出量は25%ほど減少しており、その他の大気汚染物質等もPM以外は確実に減少している。(出所:マツダ)
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