欧州エンジニアリングメーカーAVLの日本法人、エイヴィエルジャパン(AVLジャパン)がパワートレーン開発環境を公開した。同社は、リアルなドライビングの心地よさや楽しさを、環境性能と両立させるための技術を開発している。

 クルマを走らせて楽しい、心地良いと感じられる、いわゆる官能評価は、主観によっても左右されるため非常に難しい領域だ。しかしAVLは長年、自動車メーカーのテストドライバーと共同開発することで、評価を数値化する取り組みを進めている。これを使えば、その自動車メーカーならではの乗り味を数値化して、様々な車種や異なるパワートレーンにも反映させやすくなるという。

車両に測定機器「AVL DRIVE」を搭載し、走行して車両情報を取得することでドライバビリティーを評価する。シフトのタイミングや加速度の変化により数値で示す。
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 「AVL DRIVE」と呼ばれるハードウエアは、走行中の車両情報を連続的に記録し、PCを接続してソフトウエアにより客観的なドライバビリティーの評価をするための解析を行う。アクセル開度、車速、エンジン回転などの信号から、実際の加速度や変速プログラム、シフトショックの内容などにより評価するのである。

荷室内に設置した「AVL DRIVE」。CANバスからの車両情報の他、室内にも加速度センサーやマイクなどを追加し、静粛性や振動なども計測して取得する。
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