三菱自動車工業の「クリプスクロス」は、同社にとって久々のニューモデルであるだけでなく、エンジンも新開発の1.5L直列4気筒直噴ターボエンジンを搭載している。今後、クリーンディーゼルや、プラグインハイブリッド車(PHEV)仕様が追加されることが噂されている、中々の優れモノである。小気味良い走りを見せる実力の裏には、三菱が培ったノウハウから紡ぎ出されたユニークな構造と制御があった。

三菱エクリプスクロスが搭載する1.5Lのガソリンダウンサイジングターボエンジン
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 三菱自動車が新開発した4B40型は1.5Lターボとは思えないほど、トルクが豊かでイメージよりボリュームがあるエクリプス クロスのボディーを軽々と走らせる。2000rpmから4000rpmに渡って最大トルクを発生するため、CVT(無断変速機)の減速比を大きくして、加速中は減速比をこまめに変えずともグイグイ加速してくれるから、結果としてCVT特有のラバー・バンド・フィールは影を潜め、実に爽快な加速を楽しませてくれた。

 この4B40型、排気マニホールド一体型のシリンダーヘッドや電動アクチュエーターを備えたタービン、筒内直接燃料噴射というあたりがメカニズム上の特徴だが、実はその仕様はスペック以上にユニークだ。

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