2018年10月号の日経ものづくり(目次はこちら)特集1は「人手不足にキク! 協働ロボット」です。

 人と一緒に働ける協働ロボットの導入機運が高まっています。背景に人手不足や高齢化社会、女性の社会進出などがあるのはもちろんですが、普及を後押ししている存在があります。協働ロボットを他に先駆けて導入し、幅広い利用実績を積んだ先進ユーザーです。

 彼らは創意工夫を重ねながら協働ロボットをうまく使いこなすためのさまざまなノウハウやベストプラクティスを蓄積してきました。これがロボットシステムインテグレーター(RSI)などを通じて広まりつつあるのです。最近では先進ユーザー自身が導入コンサルティングやRSIを、事業化する例も出てきており、使いこなしノウハウの共有がいっそう加速しそうです。

 また、協働ロボットの新製品や新規参入も相次いでいます。ユーザーから見ると用途に応じた選択肢が増え、使いこなしノウハウの入手手段も整備されて、まさに環境が整ったという状況になっているのです。特集では業界の動向から先進ユーザーの活用事例まで、たっぷりお届けします。

 特集2「宇宙ビジネス 日本の逆襲」はようやく民間の産業分野として本腰を入れる機運が高まってきた国内の宇宙ビジネスの現状をリポートします。“日本版GPS”「みちびき」による高精度衛星測位や気候変動観測衛星「しきさい(GCOM-C)」などを使った衛星リモートセンシングのデータを、新たな分野に応用する民間の取り組みが活発化しています。政府も民間のリスクマネー1000億円を宇宙産業に投入すべく、新たな政策パッケージを発表しました。激動期を迎える日本の宇宙ビジネスをまとめました。