2018年9月号の日経ものづくり。特集1は「+αで差が付く自動化」です。

 世界的な人材不足と人件費の高騰により、製造業では自動化のニーズが高まっています。当然日本も例外ではありません。経済産業省が2018年6月に発行した「2018年版ものづくり白書(ものづくり基盤技術振興基本法第8条に基づく年次報告)」で公表されたアンケートでは、人材確保が「大きな課題となっており、ビジネスにも影響が出ている」と回答した企業が2017年の調査で32.1%に及びました。前年から9.3ポイントもの急上昇で、深刻化する製造現場の人手不足が改めて明らかになりました。

 こうした背景から自動化でいままで以上の省人化や無人化を目指すのが、世界的な潮流になっていますが、一つ落とし穴があります。単に人を置き換える自動化では、自動化した企業同士ではむしろ差が付きにくくなるという点です。

 これにいち早く気付き、自動化と付加価値の高い何かを同時に仕掛ける企業が日本では出てきました。特集では勝ち残るために「+α」を加えた自動化の事例を集め、紹介しています。