千葉ロッテマリーンズのアスリートへのインタビュー、最後はもちろん井口資仁監督以外には考えられません。偶然、筆者の母校の後輩でもあった監督は、大学在籍中からすごい選手だという噂でもちきりでした。その後ダイエー時代、メジャー時代と、あまり野球に興味がなかった筆者にも活躍がとても気になり応援したいアスリートでした。

 今回、そんな井口資仁監督にお目にかかり、お話を伺えるご縁をとてもうれしく思っています。

井口 資仁   千葉ロッテマリーンズ監督
現役時代は内野手で右投げ右打ち。青山学院大学4年時にアメリカ合衆国にて開催されたアトランタオリンピックで日本代表に選ばれ、銀メダル獲得に貢献。1996年ドラフト1 位で福岡ダイエーホークスに入団すると2001、2003年に盗塁王。1999、2000、2003年のチームの優勝に貢献した。2005年からはMLB(メジャーリーグ)に挑戦。ホワイトソックス時代の2005年には世界一。メジャー4年間で494安打、44本塁打を記録した。2009年に千葉ロッテマリーンズで日本球界復帰すると2010年の日本一に貢献。2013年には田中将大投手(現ヤンキース)から左翼に本塁打を放ち、日米通算2000本安打を達成。2017年限りで現役を引退した。満塁本塁打9回、サヨナラ本塁打7回、ベストナイン3回、ゴールデングラブ賞3回、オールスターゲーム出場9回と数々の華々しい経歴を持つ。2018年に千葉ロッテマリーンズ監督に就任。
写真:尾関裕士
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昔は何と、キャッチャーでいらしたのですよね? 1人だけ他の野手の向いている方向とは反対を向いて全体を見ながらリードしていく「要」に向いているから任命されたのですか?

「いえいえ。中学生のときからキャッチャーでしたが、理由は友達がピッチャーだったので、じゃぼくはキャッチャー、と思ったからだけなんです」

経歴を拝見すると、リトルリーグ時代からずっとキャプテンを任され続けていらっしゃる。リーダーシップがあるってすごいですよね。

「自分にリーダーシップがあるとは思ってないです。確かに、ずっとキャプテンでした。それはコーチに言われたり、立候補したり。目立ちたがり屋だからかもしれません」

ご謙遜ですね。そのリーダーシップは野球を通して培われたものだと思われますか? キャッチャーだったことも関係ありますか?

「やはり、野球をやるようになって、培われたものだと思います。人との和や、まずチームメイトのことを考えるようになりましたし。ただキャッチャーだったことは関係ないです」

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