福浦和也選手は2018年9月22日、通算2000安打を達成されました

 千葉ロッテマリーンズのアスリートに「打撃」とバットについて語っていただくインタビューの第3回。“幕張の安打製造機”と呼ばれる福浦和也選手にお話を伺いました。

福浦 和也   千葉ロッテマリーンズ内野手
1993年ドラフト7位で地元習志野高校から千葉ロッテマリーンズ入り。当初は投手としての登録だったが、巧みなバットコントロールが評価され1年目に打者に転向。2001年のパ・リーグで首位打者を獲得、この年から6年連続で打率3割を記録し、“幕張の安打製造機”の異名を持つ。オールスター出場3回、ゴールデングラブ賞受賞3回、ベストナイン1回。2003年にはシーズン50二塁打を達成した。2018年9月22日、通算2000本安打の偉業を達成した。
写真:尾関裕士
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 千葉ロッテマリーンズの試合中、ある選手名がコールされるとスタンドが異様に盛り上がります。「一体、何者なんだこの選手?!」と興味を持ったのが、今回のインタビューのきっかけになりました。

 ZOZOマリンスタジアムでは近くの席に座っているサポーターを見ると、多くの人が「9番FUKUURA」と書かれたレプリカユニフォームを着て応援しています。どうしてこんなに人気があるのだろう? ぜひ「FUKUURA」という選手に会って、バットについて、野球についての思いを伺いたい、と取材をお願いしました。

 初夏の季節の午後、背が高く優しい雰囲気をまとった方が、風のようにインタビュー室に入ってこられました。とても感じのよいあいさつをしてくださり、その場は一瞬のうちに和やかにムードにつつまれ、お話しが始まりました。

写真:尾関裕士
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すごい人気ですね。観戦させていただき驚きました。安打製造機と呼ばれていらっしゃる福浦選手は、かつて投手をされていたと伺いましたが、なぜ野手に転向したのですか?

「ありがとうございます。以前(入団時)はピッチャーでしたが、山本(功児)コーチから野手へ転向したらどうかというお話をもらいました。最初冗談かと思って断っていたのですが、3か月くらい言い続けられました。あまり言われるので、ま、コーチが言うし、やらなければいけないかな、と…。

ピッチャーを続けたい気持ちは転向してからもある程度はずっと続いていました。でもコーチの言葉がすべてなのでしかたないと。しかし、今はそのおかげでこの年までできたので感謝しかありません」

 やはり金森栄治コーチ(前回)といい、コーチって選手生命を左右するほど、偉大なのですね。

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