トヨタがEVに関する戦略の発表会で公開した今後商品化を予定するEVのモックアップ(写真:トヨタ自動車)

 来るべきものが来たな――。トヨタ自動車が6月7日に明らかにした電動車両戦略を聞いての感想だ。今回のトヨタの発表の骨子をまとめると以下のようになる。

  1. 電気自動車(EV)やハイブリッド車(HV)、プラグインハイブリッド車(PHV)、燃料電池車(FCV)などの電動車の年間の世界販売台数について、2030年に550万台以上(うちHV、PHVで450万台以上、EV、FCVで100万台以上)としていた2017年12月時点での目標を2025年に5年間程度前倒しする

  2. 2020年に中国で自社開発の量産型EVを本格導入するのを皮切りにグローバルで車種展開を拡大し、2020年代前半には10車種以上をラインアップする

  3. EVの普及に向けて「協調」の姿勢で多くの企業と新しいビジネスモデルの構築に取り組む

 さらに、この(3)のEVの普及に向けた施策は、以下の3つに分かれる。

  • (3-1)日本で超小型EVを展開

  • (3-2)SUBARU(スバル)、ダイハツ工業、スズキなども巻き込みながらグローバルEVを開発する。そのためにEV専用のプラットフォーム「e-TNGA」を開発する

  • (3-3)需要が拡大する電池の安定調達のため、これまで電池を調達してきたパナソニックやプライムアースEVエナジー(PEVE、トヨタとパナソニックの電池製造合弁会社)に加えて、GSユアサや東芝、豊田自動織機、それに中国の大手車載電池メーカーである寧徳時代新能源科技(CATL)や比亜迪(BYD)と提携する

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