イントランスHRMソリューションズ 代表取締役 竹村孝宏氏

 私たちは自分の言動において、気づかないことがたくさんあります。ビジネスパーソンとして成果を出すためには、周りの人からフィードバックをもらい、自分自身の行動を改善していくことが重要です。

 仕事の経験が浅い時期は、周りの人からフィードバックをもらう機会が多くあります。しかし、ある程度経験を積んでくると、周りの人は「こんなことを言うと傷付けてしまうのではないか」「あの人に言ったらきっと反発するだろう」などと躊躇(ちゅうちょ)し、思ったことを口に出さなくなってくるものです。

 フィードバックを受け入れることは簡単ではありません。人は本来、素直にフィードバックを受け入れにくいからです。そのため、「うまくいっていないのは自分のせいじゃない」「ダメ出しされることに耐えられない」となってしまいがちです。

 フィードバックは問題点を指摘します。従って、リーダーの意識はどうしてもメンバー個人に向いてしまい、ついメンバーを責める言動になる傾向がみられます。

 フィードバックとは逆に、問題点ではなく解決策にフォーカスする手法があります。「フィードフォワード」です。

 フィードフォワードとは、「未来の成功に向けた解決策」につながるようなアイデアを話し合うことです。加えて、過去に失敗した原因を追究したり、個人を批判したりするのではなく、未来に向けてアドバイスすることです。そのため、前向きな思考や自主性を育てるために効果的な人材育成手法です。

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