中山 聡史
A&Mコンサルト 経営コンサルタント

 私はこれまで、検図に必要なツールや考え方をこのコラムで説明してきました。ツール(標準書やDRBFMなど)はもちろん必要ですが、どのタイミングでそのツールを使用するのかを仕組み化することも重要です。これこそまさに、「新検図プロセス」です。

 検図の本来の目的は、「要求性能や品質、コスト、納期を満たすことができる図面になっているか」どうかを確認することです。顧客や市場が要求している性能や品質、コスト、納期を満たす図面を完成させるためには、さまざまなプロセスを経る必要があります。その最終図面の完成までには、以下のような図面のアウトプットがあります。

[1]構想図(計画図)
[2]試作図
[3]量産図

 [1]~[3]の図面にはそれぞれの目的があり、その目的に応じて検図していく必要があります。

 では、それぞれの図面の目的を確認していきましょう。