今回のコラムは、パワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級(パワーエレクトロニクス)」の予想問題を紹介する(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら)。

 本稿では、半導体技術者検定エレクトロニクス2級(パワーエレクトロニクス)の予想問題の中から、PiNダイオードの逆回復(ターンオフ)特性について問う問題を紹介する。PiNダイオードでは、逆回復の過程で内部の伝導キャリアを掃き出さねばならず、これに起因するエネルギー損失が発生する。これはPiNダイオード特性の基本となるものだ。検定に合格するには、ぜひ正解しておきたい。

 今回の問題の難易度は、★★★である(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)。標準レベルの問題である。

【問題14】難易度:★★★

問題:

 誘導負荷を持つPiNダイオードの逆回復過程における電流と電圧の波形に関し、以下の図1の中で正しいものを選びなさい。

図1 PiNダイオードの逆回復過程における電流と電圧の波形
(JFは順方向電流密度、VONはオン電圧、VSは逆バイアス供給電圧、tは時刻である。)
(出所:パワーデバイス・イネーブリング協会)
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