今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら)。

 本稿で紹介するのはFPGA (Field Programmable Gate Array) に関する問題である。通常の半導体デバイスが製造期間や価格面で課題が増えてきている現在、FPGAはプロトタイプの開発、あるいはそのまま製品に組み込んで活用する分野が急速に増えている。エレクトロニクス2級の応用と品質の分野では、FPGAの基本的な特徴の理解が求められている。

 今回の問題はFPGAに関する基本的な理解を問うものであるが、専門的な知識は要しない。難易度は★★(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)である。

【エレクトロニクス2級 応用と品質】
【問題11】難易度:★★

問題:

 FPGA(Field Programmable Gate Array)の特徴に関して、以下の中で誤っているものを選びなさい。

(1)設計後の製造に要する期間が不要なので、直ちにデバッグが開始でき、その場で回路の修正ができるため、回路の試作やデバッグに適している。

(2)高位レベルのハードウェア記述言語で論理を記述し、コンパイラで自動生成された回路データ(コンフィグレーションファイル)をチップに内蔵されているメモリ(SRAMなど)に書き込むことで、所望の論理回路を実現できる。

(3)チップ単価は高価だが、生産量の少ない特定用途向けのアプリケーションでは、通常のASICやカスタムLSIよりもコスト的に有利になる場合がある。

(4)通常のASICやカスタムLSIと比較して、面積や性能が優れるデバイスである。

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