今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体技術者検定エレクトロニクス2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら)。

 本稿で紹介するのは電源に関する問題である。電子部品には安定した電源回路が欠かせない。電源回路にはアプリケーションに必要な電圧(電流)を安定して供給することが求められ、またサイズ、発熱、価格など様々な評価指標がある。【エレクトロニクス2級 応用と品質】では、電源回路の専門的知識までは求めていないが、半導体の応用に際して必要な知識は求めている。

 今回の問題は代表的な電源回路であるリニア・レギュレータとスイッチング・レギュレータの特徴や違いを求めるものである。難易度は★★★(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)である。


【エレクトロニクス2級 応用と品質】【問題8】難易度:★★★

 安定化電源の特徴に関して以下の中で誤っているものを選びなさい。

  • (1)スイッチング・レギュレータでは入力電圧の反転(負電圧)を出力するものもある。
  • (2)リニア・レギュレータは、誤差検出用のアンプ、基準電圧源および制御トランジスタで構成され原理的に昇圧は困難である。
  • (3)リニア・レギュレータは、低効率なため発熱が大きい。
  • (4)スイッチング・レギュレータは部品数が多く設計が複雑なのでサイズが大きい。

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