今回はパワーデバイス・イネーブリング協会(PDEA)が主催する「半導体テスト技術者検定2級」の「応用と品質」分野の問題を紹介する。(本コラムの詳細はこちら、PDEAについてはこちら、半導体テスト技術者検定の教科書についてはこちら、検定の問題集についてはこちら)。

 この分野の問題紹介としては、今回も前回に引き続きインタフェース・デバイスに関する話題を取り上げる。インタフェース・デバイスは、より高速に、より大量の情報を送受信できるように、日々改良されている。こうした改良内容をすべて理解していくことは専門分野に属するかもしれないが、【2級 応用と品質】では高速転送技術の基礎となる物理的なことがらをしっかり理解していることが求められる。

 今回の問題の難易度は★(本コラムでは紹介する問題の難易度を★の数(難易度に応じて1~5個)で表しており、★の数が多いほど難しい)。単に正解を導くだけでなく、他の選択肢も理解を深める内容となっているのでじっくり見てほしい。


【2級 応用と品質】【問題5】難易度:★★★

インタフェース・デバイスの特徴に関して以下の中で誤っているものを選びなさい。

  • (1) LVDS回路を使った差動配線による伝送ではコモンノードノイズが打ち消されるので小振幅での伝送が可能になる。
  • (2) 高速伝送では高周波成分の減衰が大きく波形が鈍るので様々な対策が必要である。
  • (3) プリエンファシスでは伝送線の減衰を補うため送信波形の低周波域を増幅して送出する。
  • (4) 伝送線の受信側で用いられるイコライザーは高周波成分を増幅して伝送時の減衰ロスを補償する。

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