フレキシブル有機ELパネル工場への講師が中国で矢継ぎ早に敢行されているが、本当に生産できるのか? 工場の立ち上げ状況に注目が集まる中で、中国を代表する有機ELパネルメーカーのビジョノックス(Visionox)が、河北省固安市に建設した第6世代工場の状況を明らかにした。同社の江蘇省昆山市の拠点である昆山国顕光電の総裁(CEO)を務める陳鋼氏が、6月11日に開催された「Display Innovation CHINA 2018/Beijing Summit 大阪説明会」で講演し、説明した(図1)。

図1 陳剛氏による講演の様子
6月11日に開催された「Display Innovation CHINA 2018/Beijing Summit 大阪説明会」で講演した。
[画像のクリックで拡大表示]

 ビジョノックスは、中国で最初に有機ELパネルを量産化したメーカーである。2008年に単純マトリクス(パッシブマトリクス:PM)駆動の有機ELパネルの量産ラインを、2014年には高精細化が可能なアクティブマトリクス(AM)駆動の有機ELパネルの量産ラインを、それぞれ昆山市に完成させた。なお、陳鋼氏が総裁を務める昆山国顕光電では、第5.5世代ラインでAM駆動の有機ELパネルを量産している。

 ビジョノックスは2016年、第6世代の有機ELパネル工場を河北省固安県で着工。フレキシブル有機ELパネル生産ラインの立ち上げを進めてきた。陳氏は今回、同工場の立ち上げ状況を明らかにした(図2)。

図2 第6世代有機EL工場プロジェクトの進展
写真は、2018年3月撮影の工場建設の現場。(出所:陳剛氏の講演資料)
[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら