米中貿易摩擦は、どこか消費者の感覚とは離れた場所での出来事に思える。中国企業がバタバタ倒産している訳でもない。筆者が2019年10月末に参加した情報技術関連の展示会「CEBIT Australia」(2019年10月29~31日、オーストラリア・シドニー)でも、中華5G端末の看板がドーンとひるがえり、展示会で会う方々も「米中貿易摩擦の影響は感じない」と述べていた。

 改めて、中国初の5Gスマートフォン(スマホ)となった中国・華為技術(ファーウェイ、Huawei Technologies)の5G対応スマートフォン「Mate 20 X(5G)」を分解し、中国の“自己完結度”を調べてみたいと思う。

「Mate 20 X(5G)」の製品外観
ディスプレー上部中央の“へこみ”は自撮りカメラ用。ディスプレーの切り欠きを最小限にするのがトレンド(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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 ファーウェイのスマホには3つの主要グレードがある。Mateシリーズはスペック重視、Pシリーズは外観重視、Novaシリーズは価格重視だ。今回は5Gというハイスペック機能を搭載するため、Mateシリーズとなっている。

「Mate 20 X(5G)」のスペック
(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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