米中衝突の中、米企業からの輸出取引を禁じられる措置を発動された中国ファーウェイ(華為技術、Huawei Technologies)だったが、両国のトップ会談により汎用部品など一部製品の輸出を認めるとの発表が出た(日経新聞の関連記事)。ただし、依然として安全保障上の懸念がある外国企業のリスト「エンティティー・リスト」には残すとしており、先行きは不透明だ。

 こうした状況下で、2019年3月末に発表された「HUAWEI P30 Pro」は最先端技術をとことん詰めたスマートフォンであり、一言でいえばファーウェイの技術の結晶だ(関連記事「手持ちで50倍ズーム撮影も、写真で見る『P30 Pro』」)。しかもそれは中国の“伝統技術”とも揶揄(やゆ)される模倣の域を超え、いわゆる“とんがった”ところが満載で凄みを感じる。今回はこの製品を分析したい。

P30 Proの製品外観
筐体背面には、ドイツ・ライカカメラ(Leica Camera)を表す「LEICA」の文字が見える。LEICAライセンスカメラの組み立てはパナソニックの工場で行っていると推定している。(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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P30 Proのスペック
(図:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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