「2019年が元年」とされる折り畳みスマートフォン(フォルダブルスマホ)。実用化で先行するとみられた韓国サムスン電子(Samsung Electronics)は、「Galaxy Fold」を2019年4月26日に発売するとして予約も受け付けていたが、モニター機で不具合が報告され発送は遅れに遅れている。筆者の元には、改訂版1は出荷がキャンセルされ、改訂版2を数カ月後に出荷するという情報が19年4月末時点で入っており、最速で6月13日に発送という話もあった。しかし、いまだに手元には届いていない。

 筆者が同製品を見たのは、2019年1月に開催された世界最大のコンシューマーエレクトロニクス関連の展示会「CES 2019」(2019年1月8〜11日、米ラスベガス)でのことだ。同社の招待者限定エリアで展示されていた。画面を内側に折り畳む、いわゆる「谷折りタイプ」で、折り畳んだときでも操作できるよう、タッチパネル機能を持つ2枚目の有機ELパネルが製品背面に搭載されている。

 デモ機の発表に先立ち、サムスングループ内で社員に評価機が渡され、40日間使用するという評価が行われたという。そのユーザーの1人にインタビューしたところ、価格が高いので買うか否かはともかく、製品としては優れているという評価だった。ちなみにこの人物はディスプレーの専門家である。サムスン電子だけで年間約300万台の市場を形成すると予想されていたが、達成は先送りされたようだ。

5G機器の実物を展示していたサムスン電子
CESでのサムスン電子の一般ブースは、数少ない5G機器の実物を展示していたブースの1つだった。CPEとはCustomer Premises Equipmentの頭文字で、5Gの小型基地局で家庭などに設置される機器全般を指す(写真:フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズ)
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