筆者がディレクターを務めるフォーマルハウト・テクノ・ソリューションズは現在、携帯電話用のマクロセル基地局を分解中だ。8月上旬に終わる予定だった調査は、予想外のサイズと不慣れな構造物に手間取って遅れに遅れ、現在も続いている。10月中には終えたいと思っている。

 基地局を調査するきっかけを作ってくれたのはスウェーデンEricsson(エリクソン)である。2018年2月にやりとりが始まり、5月にはストックホルム近郊の街、Kista(シースタ)にある本社を訪問した。そのときは「(コンシューマ向け製品と違って)インフラ機器なので入手は難しい」と聞かされていたが、腕の良いサプライチェーンに恵まれたこともあり、その後、取り寄せになんとか成功した。

[画像のクリックで拡大表示]
分解中のEricsson製基地局設備のアンテナユニット
22個の異なるサイズのアンテナモジュールが棒状の筐体の中に収納されている。各アンテナモジュールは4個のアンテナで構成されているようだ
[画像のクリックで拡大表示]

 今回は、基地局の分解でお世話になっているEricssonがシンガポールのFullerton Hotel Singaporeで9月17日に開催した「Ericsson Analyst Day 2018」から、移動体通信の「未来予想図」を報告する。筆者にとってAnalyst Dayは、5月の本社訪問に続く今年2回目のEricssonからの招待となる。

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)は12月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら