筆者と長年付き合いのあるアナリストによると、2018年のスマートフォン(スマホ)世界出荷台数は約16億台と推定されるという。シェアトップは韓国サムスン電子(Samsung Electronics)で、およそ3.4億台。これに米アップル(Apple)の約2.2億台、中国Huawei Technologiesの約1.3億台が続き、これら3社の合計6.9億台だけで台数シェアの43%を占めることになる。一方、ある国内証券会社の予想では、2018年の世界半導体の市場規模は約40兆円であり、このうちスマホ向け半導体だけで約30%を占める。これはパソコン向けの約15%を大きく上回る巨大需要である。

 今回はSamsung Electronicsが2018年3月23日に世界同時発売したフラッグシップ端末「Samsung Galaxy S9」のグローバルモデルの中身とともに、成熟に向かうスマホ市場のキーワードを紹介したい。

Galaxy S9の外観
旧モデル(S8)と比べて、指紋センサーはカメラの横から下に移動し、指紋センサー操作時に振動モーターが作動するHaptics(触覚)機能が加わった
[画像のクリックで拡大表示]
Galaxy S9を分解したところ
メイン基板(PCB#1)の形状や搭載部品の基本パターンはGalaxy S3の頃に完成された
[画像のクリックで拡大表示]

この先は有料会員の登録が必要です。有料会員(月額プラン)は申し込み初月無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら