デンマーク・コペンハーゲンの観光名所、人魚姫像から、入り江沿いを数キロメートル。新しい名所「BLOX」が2018年5月にオープンした。

デンマーク・コペンハーゲンのウオーターフロントに新しくオープンした「BLOX」(写真:© Blox.de_Rasmus Hjortshoj)
[画像のクリックで拡大表示]

 この入り江沿いにはデンマーク王立図書館などが並び、ウオーターフロントエリアとして整備が進む地区だ。

 BLOXは、OMAの設計による延べ面積2万8000m2の複合施設だ。講堂、展示スペース、オフィス、デンマーク建築センター、都市計画事務所「BLOXHUB」のオフィス、カフェや22戸の住宅が入り、屋上を含む屋外エリアにはフリースペースが広がる。

入り江側から見たBLOX。水辺ギリギリのところまで建物が立っていることが分かる(写真:©Rasmus Hjortshoj)
[画像のクリックで拡大表示]

 BLOXの敷地は、かつて王立醸造所(Kongens Bryghus)があった場所だが、1960年代に火事になり、その後長い間放置されていた。最近は、350台分の駐車場と子どもの遊び場となっていた。入り江と運河が2方向を囲み、さらに敷地を分断するように幹線道路が走っているため、制約の多さがこの敷地が持つ難題であった。

BLOXの敷地は、幹線道路で2分されており、人々が水辺に行くためには、この交通量の多い道路を渡らなければならなかった。写真は2013年7月5日撮影(写真:©Dragor Luftfoto)
[画像のクリックで拡大表示]