寒い日に外出先からエアコンをつけて部屋を暖めておく、スマートスピーカーと連携して声でテレビや照明を付けたり消したりする。生活をちょっと便利にしてくれるスマート(賢い)リモコン「Nature Remo」が隠れたヒット商品になっている。1台1万円前後で、2017年10月の発売以来、2年で約10万台を売り上げている。

家電などをスマホや音声で遠隔操作できるようにするNature Remo
(出所:Nature、以下同)
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 Remoは温度や湿度、照度、人感といったセンサーやタイマーを備えており、「室温が20度以下になったらエアコンを付ける」「人がいなくなれば照明を消す」「朝7時にテレビをつける」といった、リモコンで操作できる家電を使うルールも設定できる。「ガジェット好きなかただけでなく、小さいお子様がいて手を離せなかったり身体的にハンディキャップを持っていたりと幅広い利用者に支持されている」。Remoを開発・販売しているNatureの塩出晴海社長はヒットの要因をこう分析する。

 塩出社長は「Remoはまだ始まりにすぎない」と語る。導入しやすいリモコンを入り口にして、したたかに次の一手を考えている。次に狙うのは住居内の電力管理分野だ。2019年12月に発売した「Nature Remo E」がそれに当たる。手のひらほどのサイズのこの機器を電源コンセントにさすと、専用のスマホアプリを使って家庭内の家電の電力使用量をモニタリングしたり、太陽光発電設備や蓄電池設備を操作したりできる。

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