1日に約180万人が利用する東京駅。丸の内や大手町といったオフィス街に面し、そのものが観光スポットでもある同駅は、利用客が多いため駅構内の飲食店の混雑が長年の課題だった。空いている飲食店を探して駅構内をぐるぐる回る経験をした人もいるだろう。そうした悩みを解決するサービスが登場した。

東京駅は1日約180万人が利用する
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混雑状況を3段階で表示

 JR東日本グループでJR東京駅構内の商業施設「グランスタ」などを運営する鉄道会館(東京・千代田)は2019年10月30日、JR東京駅の改札内にある飲食店の空き情報を、駅のデジタルサイネージやスマートフォンで確認できるサービスを始めた。鉄道会館は狙いについて、「混雑状況を可視化して客が空いている飲食店を見つけやすくするため」(マーケット戦略部マーケット開発グループの高橋知輝氏)と話す。

駅のデジタルサイネージや手元のスマートフォンで確認できる
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現在地近くの飲食店の空き状況が一目で分かる
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 まずJR東京駅改札内にある飲食店「デイジイ東京」や「ブルディガラ エクスプレス」など4店で始めた。飲食店の天井に設置したカメラの映像をAI(人工知能)が解析し、混雑状況を可視化する。AIやIoT(インターネット・オブ・シングズ)サービスを手掛けるスタートアップ、バカン(東京・新宿)の技術を採用した。

東京駅改札内にある飲食店の様子
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天井に設置したカメラとAIで店内の空き状況を判別する
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