ルネサス エレクトロニクスは、エナジーハーベスト(環境発電)用の組み込みコントローラーIC「REファミリ」を発表し、その第1弾製品の「RE01グループ」の量産を開始した(ニュースリリース)。REファミリはチップとしての機能はマイコンと基本的に同じだが、サポート体制が異なるため、ルネサスは"組み込みコントローラー”と呼んでいる。

「RE01グループ」の想定応用例。ルネサスのイメージ
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 同社は今回の新製品を約1年前に「electronica 2018」(11月13日~16日にドイツのミュンヘンで開催)で発表した(関連記事)。その際は、「R7F0E」と呼んでいた。製品番号は付いていたものの、発表会の雰囲気は、どちらかという技術発表という感じだった。今回、ルネサスのマイコンと同等の製品ファミリ名やグループ名が付けられ、同社が本気で製品として提供する姿勢がうかがえる。

「RE01グループ」の主な特徴と主な仕様。ルネサスの図と表
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 量産を開始したREファミリは、SOTB(Silicon On Thin Buried Oxide)プロセス技術を採用することで、CMOSで製造する一般的なマイコンと比べて消費電流が1/10と小さいことが特徴である。このため、エナジーハーベストで実用的な時間、動作させることができる。SOTBは日立製作所時代を含めると20年以上前から技術開発を続けており、REファミリで初めて実用化された。

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