桃色と白色のツートーンカラーの高速バスで知られるWILLER(ウィラー、大阪市)が、シンガポール企業とタッグを組んで「100% self-driving(自動運転)」をうたう移動サービスに乗り出した。シンガポールの大手重工業メーカーであるシンガポール・テクノロジーズ・エンジニアリング(Singapore Technologies Engineering、以下STEL)などと共同で、シンガポールの観光地として有名な植物園「Gardens by the Bay」を周遊する小型自動運転バスの商用サービスを2019年10月26日に開始した。

 商用サービスの開始に先駆けて、同年10月21~25日にシンガポールで開催された交通システムなどに関するイベント「26th ITS World Congress」で、無料の体験会を同月24日と25日に実施。その前日である同月23日夜には、招待者や報道機関などを対象に、試乗会を兼ねた発表会を開催した。登壇したのは、WILLER代表取締役の村瀨茂高氏とSTEL Land Systems PresidentのLEE Shiang Long氏、そしてフランスNAVYA 最高経営責任者(CEO)のEtienne Hermite氏である。

「Gardens by the Bay」を自動走行する「NAVYA shuttle」(撮影:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]
左からNAVYAのHermite氏、STELのLong氏、WILLERの村瀬氏、Gardens by the Bay CEOのFelix Loh氏(撮影:日経 xTECH)
[画像のクリックで拡大表示]

 WILLERのシンガポール子会社であるWILLERS(ウィラーズ)が運行などのビジネスを、STELが遠隔操作などの管理システムなどを主に担う。車両はNAVYA製で、自動運転システムも同社製だという。WILLERなどは以前からGardens by the Bayで自動運転車の試験運用を実施しており、それを今回商用化した形である(関連記事)。

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら