米アップル(Apple)が完全ワイヤレスイヤホン「AirPods」の上位機種として新たに発表した「AirPods Pro」(関連記事「Air Podsがノイズキャンセリング対応、『Pro』を10月30日発売」)。従来のAirPodsは装着すると本体から伸びる円筒形部分が目立つことから「耳からうどん」と揶揄(やゆ)されてきた。今回のAirPods Proではこの円筒形部分が短くなり目立ちにくくなった点が歓迎されているようだ。実際に、本体の長さは「AirPods(第2世代)」の40.5mmから30.9mmと短くなった。どうして「うどん」は短くできたのか。

「AirPods Pro」
(写真:アップル)
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 そもそも、AirPodsの「うどん」は単に有線イヤホン「EarPods」のデザインに合わせているのではなく、重要な役割を果たす部分だった(関連記事「AirPodsを『エアー分解』、内部は部品がみっちり?」。特に意義が大きいのは電池とアンテナだろう。2017年の初代機発売時点で音楽再生時の稼働時間5時間という“電池持ち”は、AirPodsの人気を支える重要な要素となったはずだ。円筒形部分に電池を収めることで、うまく容量を稼いだとみられる。また、Bluetooth接続用のアンテナも円筒形部分に収めることで、着用者の人体による遮蔽を抑えたのではないかと推測される。

 そのほか、円筒形部分下部(先端部)の銀色の部分は充電端子で、マイクもこのあたりに配置されていた。肌(耳)に接する部分に充電端子を設けると、汗などが接続不良の原因となる可能性があり、AirPodsはこうした点を見据えたものと思われる。マイクも音源である口元に近い方が集音に有利なのは明白だろう。

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