楽天モバイルが2019年10月に始めた携帯電話(自営回線)の試験サービス「無料サポータープログラム」が波乱の船出となっている。抽選で選ばれたユーザーに10月中旬から順次SIMカードや対応端末を届けているが、ユーザーからは早くも「接続できない」といった報告が出ている。SMS(ショートメッセージサービス)の受信に不備があることも明らかとなった。

楽天モバイルの「無料サポータープログラム」で送られてくるSIMカードや端末などのセット。端末は同社指定の対応機種を購入するか、ユーザー自身が用意する
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 試験サービスは東京23区、名古屋市、大阪市、神戸市在住者から抽選で約5000人を対象に実施中。同社Webサイトでの契約手続きを済ませたユーザーから順次SIMカードなどを配送している。ユーザーは届いたSIMカードを対応端末に挿入し初期設定(アクティベーション)することで利用可能となるが、一部ユーザーから「回線に接続できない」との申し出がサポートセンターに相次いでいるようだ。

 楽天モバイル広報は2019年10月23日午前、日経 xTECHの取材に対して「確認中」とだけ回答し詳細な説明を避けた。しかし、自宅などが同社自営回線のサービスエリアに含まれていないユーザーの場合、開通時に必要な初期設定にそもそも失敗している可能性がある。

 同社はサポートページにおいて、SIMカードを挿しても通信できない場合の対処法として「電源を入れた状態で、比較的電波の良好な窓際か屋外で30分~1時間ほど待つ」「それでも状況が変わらない場合は、再起動や機内モードのオン/オフを試す」などを案内している。

SIMカードに同封された注意書きには「電波がつながりやすい場所で電源をONに」と太字で書かれており、自営回線が圏外の場所では初期設定できないことを示唆している
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