2019年10月15日(米国時間)に米グーグル(Google)が発表したスマートフォン「Google Pixel 4」では、音声レコーダーの文字起こし機能が搭載された。スマートフォンやAIスピーカー(スマートスピーカー)が普及する中、一般の生活においても音声をテキストに変換する音声認識は欠かせないものになりつつある。次に課題になるのは、いかにしてこのテキスト化されたデータを活用できるかだ。

 音声認識エンジンなどを提供するアドバンスト・メディアは、音声認識技術を使った議事録作成ツール「AmiVoice スーパーミーティングメモ」を機能拡張し、会議の事前準備や事後報告などを容易にして会議の効率・効果を高める「会議改革ソリューション」として改めて発表した(プレスリリース)。2019年11月2日に提供を開始する。

既存のミーティングメモ機能に会議の活性化・効率化に向けた機能や会議に関する分析・評価機能を追加した
(図:アドバンスト・メディア)
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 同製品は、もともと同社の音声認識技術「AmiVoice」によって会議での発言をリアルタイムに文字化するというもの。会議参加者は各自、推奨するマイクを組み合わせたiPadやiPhoneなどの端末を持ち、webアプリを介して音声データをクラウドに上げ、話者(端末)を区別して発言をテキスト化、テキストと音声データをひもづけて保存するというものだった。

 今回は従来の機能に会議の実行を支援する機能、会議や参加者について分析・評価する機能を追加することで、音声認識によってテキスト化した会議データの活用度を高めることに焦点を合わせた形だ。具体的には、1つのwebアプリに会議前の資料共有、意見などメモの共有といった機能で会議の事前準備を簡易化するとともに、決定事項や今後のアクションの共有(会議報告の作成)といった機能を盛り込んで、テキスト化された発言をコピー&ペーストして会議後にも活用できる仕組みを整えた。

 また、会議の定量的評価としては資料の事前共有や開始終了時間、決定事項の共有、参加者の発言率などを基に採点、参加メンバーの発言の評価として発言時間や回数などを基にグラフやチャートを表示する。

会議を評価
評価項目や重みづけはユーザーが設定できるとする(図:アドバンスト・メディア)
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