サンスターグループ(以下サンスター)は2019年10月17日、AIを利用して消費者1人ひとりに適した歯ブラシや歯間清掃具などを提案するWebサービスを11月に開始すると発表した。消費者は歯医者などに出向かずに最適な歯ブラシを選択できる。自信を持って歯ブラシを選ぶ消費者が2割以下とされるなか、自分に合った1本を選びやすくして拡販につなげる。

オーラルケア売り場のイメージ
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 サービスの名称は「ガム オーラルケア スマートコンシェルジュ」。2019年11月8日に提供を始める。消費者はスマートフォンの専用サイトで性別、年齢、歯茎の出血の有無などの質問に回答した後、歯や歯茎が写った口内の画像を送る。すると同サービスがデータ解析後、消費者に合った毛先の柔らかさ、細さの歯ブラシを提案してくれる。例えば歯茎が下がって歯が露出気味ならば、毛先が「やわらかめ」の歯ブラシを提案してくれる。

「ガム オーラルケア スマートコンシェルジュ」の概要
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 「歯ブラシの選択に自信を持っている消費者は2割以下。しかも歯ブラシはどれを買っても同じと思われている」。仮屋光広マーケティング本部オーラルケアマーケティング部長は新サービス開発の背景にある問題点をこう語る。

仮屋光広サンスターマーケティング本部オーラルケアマーケティング部長
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 サンスター財団附属千里歯科診療所の三宅直子歯科医師は台所のシンクを口内、雑菌によって発生するぬめりを歯周プラーク(歯垢)に例えた。「台所のシンクに付着したぬめりを水流で落とすのは困難だ。ぬめりを除去するにはスポンジで機械的に擦らなければならない。口内の歯周プラークも歯ブラシで直接擦って落とす必要がある」。こう述べて歯並びなどに合わせた歯ブラシ選びの重要性をアピールした。歯周プラークは歯周病の原因となる口内の汚れだ。

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