伊仏合弁STマイクロエレクトロニクス(STMicroelectronics)が、Armコアベースの汎用マイコン「STM32」の事業について、東京にあるSTマイクロエレクトロニクスの本社で2019年9月19日に説明した。登壇したのは、Daniel Colonna氏(Global Marketing Director, Microcontroller Division, Microcontroller & Digital IC Group)である。同氏は2008年の6月にも同じ場所で会見を行っている(関連記事1)。

Daniel Colonna氏。日経 xTECHが撮影

 STMicroは、2007年にArmコアをベースにしたマイコンを大手半導体メーカーとして初めて発表した(関連記事2)。それからArmコアマイコンの製品強化・市場投入を続けたことで、組み込みプロセッシング市場(車載マイコンを含まず)におけるSTMicroのシェアが拡大していったという。2008年に3%だったシェアは2015年には12.7%、2018年には20.1%になったとした。

 Colonna氏は、英IHS Markitによる汎用マイコン市場メーカーランキングの推移を見せた。2007~2009年までは11位だったが、次第に順位を上げていき、2015年には3位に、そして2018年に2位になった。同氏が強調したのは、売上高を増やせた理由である。「他社はM&Aで順位を上げた。一方、我々は魅力のある製品を開発して、売り上げを伸ばしてきた」(同氏)。

汎用マイコンのメーカーランキング。STMicroのスライド
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