iPhoneの機器間インターフェース「Lightning」の代わりに、USBの「Type-C」(USB-C)はいつ搭載されるのか。周辺機器メーカーのみならず、コネクターなどの部品メーカーも関心を寄せている。Type-Cコネクターは、米アップルが主導して作ったコネクター仕様だとされる(関連記事)。

 それだけに、Type-Cコネクターが登場してから、毎年iPhoneの新型機が発表されるたびに、同コネクターが採用されるかどうかが話題に上る。アップルは、最初にノートパソコンに採用し、パソコン製品群に広げていった。続いて2018年10月に発表された「iPad Pro」で、iPadとして初めてType-Cを採用するに至った(関連記事)。次に載せるのはiPhoneではないかーー。

 そんな予想や期待がある中で、2019年9月10日に発表された「iPhone 11」や「iPhone 11 Pro」、「iPhone 11 Pro Max」には、従来通りLightningが搭載されていた。iPad同様に、「Pro」を冠するモデルが登場したにもかかわらずに、である。

「iPhone 11 Pro」
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同梱のACアダプターにType-C

 だが、iPhone 11 ProとiPhone 11 Pro Maxに、Type-Cコネクター採用の18WのACアダプター(充電器)が同梱されることになった。これまでは、5W対応品を同梱していた。ケーブルも、一方がLightning、もう一方がType-Cのものが同梱される。このように、iPhone側にType-Cコネクターが近づいてきた。

 18WのACアダプターが同梱されるきっかけは、急速充電へのニーズが年々高まっていることが背景にあるだろう。アップルによれば、18W以上に対応するACアダプターでiPhone 11 Pro/Pro Maxを充電した場合、約30分で最大50%充電できるという。

 消費電力を削減する技術を盛り込むとともに、容量が大きい2次電池(バッテリー)を採用することで、駆動時間を伸ばしてきた。iPhone 11シリーズでも同様だ。バッテリーの容量は不明なものの、例えばiPhone 11 Pro Maxは、iPhone XS Maxに比べて最大5時間長いという。

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