ソフトバンクとKDDIはSIMロック解除の条件を緩和したが・・・・・・
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 ソフトバンクとKDDIが2019年8月から9月にかけて、相次いでSIMロック解除の条件を緩和した。変更したのは解約済みの端末の取り扱いだ。従来は元契約者本人でないと手続きができなかったが、これを撤廃した。さらに解約からソフトバンクは90日、KDDIは100日を超えるとSIMロック解除ができなくなっていたが、この期限を撤廃した。

 SIMロック解除の条件緩和は利用者にはうれしい変更といえる。中古端末の買い取りサービスを手掛ける携帯市場の粟津浜一社長によると、「解約済みの端末を売る場合、SIMロック解除済みならば少なくとも3000~5000円高くなる」。買い取り業者や機種によっては東南アジア市場に高額で中古販売できるので、買い取り価格が1万円以上高くなる場合もあるという。売らなくても自分の家族や友人にゆずって、ほかの通信会社の格安SIMを刺して使える。

 ただ、両社とも解約済みのSIMロック解除には消極的な姿勢がうかがえる。まずホームページの情報を変更しているだけで、ニュースリリースで告知はしていない。さらに解約済み端末のSIMロック解除の手続きにはショップへ来店する必要がある上、手数料が3000円かかる。NTTドコモの場合、同様の条件でもネットから解除申し込みもでき、その場合の手数料はかからない。

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