ルネサス エレクトロニクスは、2019年第2四半期(4月~6月)の決算を発表した(決算短信:PDF)。19年Q2の半導体売上高は1890億円だった。前年同期比は-5.1%。前四半期比は+28.8%である(関連記事1)。

2019年第2四半期決算。ルネサスの表
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 同時に発表された19年上期の半導体売上高は3357億円で、前年同期比は-11.9%となった。2ケタの減収だが、半導体業界全体に比べて格段に悪いわけではない。実際、米SIA(Semiconductor Industry Association)の発表によると、19年上期の半導体世界売上高は、前年同期に比べて14.5%減少している(関連記事2)。ルネサスの-11.9%よりも2.6ポイント悪い。

 同社の主な事業別(自動車、産業、ブロードベース(汎用))の19年上期半導体売上高を見てみると、いずれの事業でも半導体売上高が前年同期比で減少した。自動車向け事業は前年同期比10.9%減の1765億円、産業向け事業は同31.1%減の705億円、ブロードベース向け事業は22.9%減の608億円だった。産業向け事業の減少率の大きさが目に付く。

 19年上期の営業利益(Non-GAAP)は346億円で、前年同期から285億円減少した。研究開発費や販売費・一般管理費を抑制したものの、上述した売上高の大きな減少が響いたとする。19年上期の営業利益率は10.1%で、前年同期から6.1ポイント下がった。また、19年上期の売上総利益(Non-GAAP)は1454億円で前年同期から340億円下がった。売り上げ減少や、在庫削減のための生産調整などが影響したとする。

在庫の推移。ルネサスの図
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