ホンダが、自動車エンジンでプレチャンバー(副燃焼室)技術の開発に力を注いでいる。今後数年内に量産化へのめどをつける計画であることが日経 xTECHと日経Automotiveの取材で分かった。熱効率を高めてCO2排出量を減らし、欧州の厳しい2030年環境規制に備える。

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本田技術研究所常務執行役員の松尾歩氏。(写真:宮原一郎)

 ホンダでパワートレーン開発を統括する本田技術研究所常務執行役員の松尾歩氏が、「新しくエンジンを造るタイミングで(プレチャンバーを)採用する」と明かした。「数年内に技術を確立する」(松尾氏)とも話し、近い将来の量産化を示唆した。

 プレチャンバーは近年、競技車を中心に採用が広がっている。各社が量産車への転用を狙って水面下で研究開発を進めており、熱効率を高める有力技術とみられていた。ホンダが注力すると明言したことで、世界の開発競争が加速しそうだ。

 ホンダは、「世界ツーリングカー選手権(WTCC)」の競技車にプレチャンバーを採用して実績を積んでおり、市販車への転用を図る。

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