振動の試験・発生などの事業を手掛けるIMVは、既存の機械式並みの仕様・精度で価格を大幅に抑えられる振動センサーを開発した(図1)。米アナログ・デバイセズ(Analog Devices、ADI)のMEMS(微小電子機械システム)加速度センサーを使う。工場設備や動力装置などの診断や故障予知が、低コストで実現できるようになる。多点計測もしやすくなる。

図1 MEMS式振動センサーの開発品「VP-8021A」
入出力は、産業用計測器の標準インターフェース「IEPE」に対応している。搭載している加速度センサーは、ADIの1軸品「ADXL1002」。加速度に対する感度、周波数に対するノイズ、温度に対する感度の変動が、同製品では少ないために、高精度化しやすいという。(写真:IMV)
[画像のクリックで拡大表示]

 IMVは、振動解析で工場設備などを診断する事業を展開している。IoT(Internet of Things)機器やAI(人工知能)システムの普及で設備診断の顧客層が広がっているとみて、顧客自身が安価に設置可能な振動センサーの開発を2013年ごろからADIと進めてきた。ADIは、産業用の高精度で高信頼が要求されるMEMSセンサーに強みを持つ。

この先は有料会員の登録が必要です。今なら有料会員(月額プラン)が2020年1月末まで無料!

日経 xTECHには有料記事(有料会員向けまたは定期購読者向け)、無料記事(登録会員向け)、フリー記事(誰でも閲覧可能)があります。有料記事でも、登録会員向け配信期間は登録会員への登録が必要な場合があります。有料会員と登録会員に関するFAQはこちら