プジョー・シトロエン・ジャポンは2019年7月17日、シトロエン(Citroen)ブランドの2019年ビジネス中間報告会を開催した。

 シトロエンは1919年創業で、今年100周年を迎える。過去100年間の累計販売台数は5000万台。この5年間では世界販売台数が28%伸び、2018年には7年ぶりに過去最高を更新して104万6000台となった。19年上期の実績は前年同期比6.38%減の53万6034台だったものの、欧州では同2.6%増の45万5855台、日本を含むインド・太平洋地区では同19.36%増の3643台だった。

プジョー・シトロエン・ジャポン社長のクリストフ・プレヴォ氏
(撮影:日経Automotive)
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 プジョー・シトロエン・ジャポン社長のクリストフ・プレヴォ(Christophe Prevost)氏によると、日本におけるシトロエンブランドの販売台数は「19年上期に15年上期に比べて83%増えた」という。けん引役は2017年に発売した小型ハッチバック「C3」で、月平均販売台数は168台。これは2014年に発売した先代C3の3.1倍に相当するという。

 今後はSUV(多目的スポーツ車)「C3 Aircross」「C5 Aircross」の販売に力を入れる。C3 Aircrossは2017年10月に発売したBセグメントSUVで、世界で20万台の販売実績がある(リリース)。日本では2019年7月16日に発売した。

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BセグメントSUV「C3 Aircross」を日本で発売
(撮影:日経Automotive)

 CセグメントSUVのC5 Aircrossは2019年1月の発売以来、世界で5万台が売れた(リリース)。日本では2019年5月に発売している。C3 AircrossとC5 Aircrossを合わせると、19年上期のシトロエンブランドの世界販売台数の1/4を占める。

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CセグメントSUV「C5 Aircross」を日本で発売
(撮影:日経Automotive)

25年にインドは800万台の市場へ

グループPSAインド・太平洋地区統括本部長のエマニュエル・ドゥレ氏
(撮影:日経Automotive)
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 シトロエンは2020年にインド市場に参入することを19年4月に発表済み(リリース)。フランス・グループPSA(Groupe PSA)でインド・太平洋地区統括本部長を務めるエマニュエル・ドゥレ(Emmanuel Delay)氏によると、「インドは2025年には800万台と世界第3位の自動車市場に成長する」という。

 シトロエンはインドCK Birlaグループと合弁で2020年までにパワートレーン工場や車両組立工場をインドに設立すると2017年1月に発表した(関連記事)。販売網や技術センターの整備も進めており、2020年にはC5 Aircrossをインドで発売するほか、21年にはインド初のグローバルモデルを投入する。

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