戸田建設はAR(拡張現実)技術を使って建設機械の配置をシミュレーションするシステムを開発した。タブレット端末上に建機の3次元(3D)モデルと実際の建設現場の映像を重ね合わせて表示し、建機の設置可否や稼働時の危険箇所を視覚的に確認できる。建機の配置計画の作成にかける現場作業員の負担軽減に加えて、建設現場の安全確保につなげる。

戸田建設が開発したAR技術を活用したシステムのイメージ。左は実際の建設現場の様子で、右は建設現場をタブレット端末でかざした様子。実際の建設現場に3j現モデルの建設機械を表示できる
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 現場作業員が同システムを使うには、建設現場にタブレットをかざすだけですむ。表示したい建機を選択すると、実物大の3Dモデルを表示する。高所作業車やブルドーザー、バックホー、クレーンから3Dモデルを選択できる。表示した3Dモデルを画面内で場所に移動させて、設置の可否を検討できる。

タブレット端末上に建設機械の情報を表示する。表示する建設機械ごとに表示する情報は異なる
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 タブレットの画面には、建機の情報も併せて表示できる。クレーンの場合、吊り荷可能重量やブーム(上下に可動する腕)の長さ、アウトリガ(転倒防止装置)の設置範囲などを表示する。表示した3Dモデルをそのまま別の場所に移動させることや、建機を稼働させた場合の高さの変更も可能だ。

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