マツダが挑む悲願の高級路線。その成否を左右するFR(前部エンジン・後輪駆動)車の第一弾が、SUV(多目的スポーツ車)の次期「CX-5」であることが日経 xTECHの調べで分かった。量産開始時期は、2021年春ごろにずれ込む見通しである。

 FRの次期CX-5には、新しく開発する直列6気筒のディーゼルエンジンとガソリンエンジンを用意する。“直6”は、高級車ブランドの代表格であるBMWやメルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz)が、上級車のエンジンに採用する気筒配置。マツダにとって直6の投入は、FR化とともに高級路線のカギを握る。

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現行CX-5の外観。(出所:マツダ)

 日経Automotiveがかねて報じていた2020年の量産を目指す当初の計画から、1年以上遅れる。簡素な排ガス後処理装置で厳しい規制をクリアするディーゼル技術の開発などに、苦労しているようだ。

 2020年は、マツダにとって会社設立100周年にあたる。悲願のFR車の投入が節目の年に間に合いそうにないが、2021年から本格的に始まる欧州の厳しいCO2排出量規制には間に合わせたい考えとみられる。

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