2019年6月12日~14日、ネットワーク分野の一大イベント「Interop Tokyo 2019」が開催された。毎年のInteropで披露される世界最大級のライブネットワークデモが「ShowNet」だ。将来的に使われるようになると予想される先進技術を採用し、最新のネットワーク機器で組み上げられた「近未来ネットワーク」のショーケースである。

ShowNetのブース。このブースに設置されたラックに、ShowNetを構成する各種の機器が収められている
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 ShowNetはデモであると同時に実用ネットワークでもある。Interopの開催期間中、出展者や来場者に対して接続サービスを提供する。

 今回のShowNetのためにベンダーが提供した製品の総数は約2000台。配線の総延長は、LANケーブル(UTP)が約21.0km、光ファイバーケーブルが約5.5km。総電気容量は100Vが約140.0kW、200Vが約66.0kWに及ぶ。

 バックボーンの一部には、400Gビットイーサネットを採用した。対応製品が登場し始めたため、ShowNetで相互接続性や性能を検証した。

中央に見える2つの大型コネクターが400Gビットイーサネット対応コネクター。発熱が激しいためヒートシンクを備えている
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 注目が集まっている第5世代移動通信システム(5G)のモバイルコアも今回のShowNetで実装している。ただし、5Gの実用時期が近づいていることからデモのために実際の電波を使うことが難しく、有線ネットワークでのエミュレーションにとどまった。

経路を曲げて様々な機能を選択

 ここ数年のShowNetは、「サービスチェイニング」という先進的な仕組みを導入している。ネットワークの経路をソフトウエアで制御することで、「セキュリティー」や「通信の最適化」といったネットワーク機能の中から好きなものを使えるようにするものだ。

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