パナソニックは2019年6月21日、病院や公共施設向けの「自律搬送ロボット HOSPI(ホスピー)」に関する報道陣向け説明会を開いた。2013年に製品化し、5つの病院で15台の稼働実績があるものの、まだ大きな事業に育っていない。2019年5月にバッテリーや走行性能を強化した新モデルを投入。折からの人手不足を追い風に、事業拡大を図る。

パナソニックが病院や公共施設向けに販売する「自律搬送ロボット HOSPI(ホスピー)」
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 HOSPI事業を担当するパナソニック プロダクションエンジニアリングの内山博之ロボティクス事業推進部長は「新モデルは病院での利便性を高め、空港など公共施設での利用ニーズにも応えられるようにした。今後は年間販売数20台を目指したい」と意気込みを語った。

パナソニック プロダクションエンジニアリングの内山博之ロボティクス事業推進部長
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自分でエレベーターに乗って移動

 HOSPIは最大秒速1メートルで、指定した目的地まで平たんな廊下やスロープを自律走行する。エレベーターに制御装置を取り付けて連動させれば、自分で乗って上下移動もできる。

 工場用の無人搬送装置などはあらかじめ決められたルートしか走行できず、障害物があれば停止することが多い。これに対し、HOSPIは人間を含む障害物を回避しながら自律走行する。

HOSPIは障害物のポールを自動的に回避しながら走る
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