配車サービス大手の米Uber Technologies(ウーバーテクノロジーズ)が主催するカンファレンス「Uber Elevate Summit 2019(3rd Annual Elevate Summit)」(2019年6月11~12日)では、「エアタクシー」や「空のライドシェア」といった「UAM(Urban Air Mobility:都市型航空交通システム)」に向けた、電動の垂直離着陸(eVTOL)機の新型機が次々と発表された(関連記事)。

 いずれの機体も、ウーバーが2023年の開始を目指す空のライドシェアサービス「Uber Air」での利用を想定したもの。同サービスに向けた機体の準備を着々と進めている様子が伺えた。従来の固定翼機やヘリコプターとは異なる斬新なデザインの機体が多かった。

協力企業は6社に

 ウーバーは、自動車によるライドシェアサービスと同じく、機体を製造・所有せずに、あくまでサービスプロバイダーに徹する。そのため、リファレンス(参照)機の開発や検証などにとどめ、パートナー企業に開発・製造してもらう。これまでパートナー企業は、米Boeing(ボーイング)傘下の米Aurora Flight Sciencesと米Bell Helicopter 、ブラジルEmbraer、スロバキアPipistrel、米Karem Aircraftの5社だった(関連記事)。今回新たに、6社目として米Jaunt Air Mobilityが加わることが明らかになった。

6社目として米Jaunt Air Mobility(右端)が加わった。スライドはウーバー(撮影:日経 xTECH)
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 いずれの企業の機体も、パイロットのほか、4人が搭乗できる5人乗り、搭載する2次電池の電力だけで飛行するフル電動型、移動距離は最大60マイル(約96km)など、ウーバーがUber Air向けで求めている仕様を満たす機体を開発中である。ただし、モーターなど、電動推進系の出力値に関しては、いずれの企業も明らかにしなかった。

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