「マレーシアの新たな地域連携の仕組みとして、さまざまな分野の製造業企業が集合して業界の枠を越えた価値を提供したい」(コニカミノルタ執行役生産本部長の竹本充生氏)――。マレーシア・マラッカ州で、新たな枠組みの工業団地が稼働を開始した。複数のサプライヤーを集積させるとともに、顧客であるセットメーカーも含めたネットワークでつなぎ、在庫や品質の情報を共有したり、物流を一元化したりして高効率生産とコスト削減を目指すものだ。

 「スマート・インダストリアル・センター(Smart Industrial Center)」(以下SIC)と呼ぶこの枠組みは、同州に工場を持つコニカミノルタの主導で立ち上がった(図1*1。2019年6月10日には、同国首相のマハティール氏や同州首長のAdly bin Zahari氏、日本の在マレーシア大使マレーシア大使の宮川眞喜雄氏ら、そうそうたる来賓を招いてSIC現地でオープニングセレモニーが開かれた(図2、3)。

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図1 コニカミノルタや同社のサプライヤーが入るSIC
セットメーカーとサプライヤー、サプライヤー同士が情報連携して生産の最適化を狙う。右は上空からの写真。現在の敷地面積は12万平米ほど。2020年までに約28万平米にまで拡張する予定。(写真:コニカミノルタ)
図2 セレモニーの様子
マレーシア首相のマハティール氏をはじめ、マラッカ州首長、日本の宮川大使が列席するなど同国の力の入れようがうかがえた。(写真:日経 xTECH)
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図3 記念のプレートをかかげるマハティール氏(右)
左はコニカミノルタビジネステクノロジーズマレーシア代表取締役社長の吉田秀幸氏。(写真:日経 xTECH)
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*1 SICを運営するのは、サプライヤーらから成るSICコミッティー(委員会)であり、コニカミノルタはオブザーバーとして支援している。

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