米ウーバーテクノロジーズ(Uber Technologies)が主催する「エアタクシー」や「空のライドシェア」に関するカンファレンス「Uber Elevate Summit 2019(The 3rd Annual Elevate Summit)」が、2019年6月11日(現地時間)にワシントンで開幕した(2019年6月11~12日)。同社は、電動の垂直離着陸機(eVTOL機)を利用した空のライドシェア「Uber Air」を2023年に開始することを目指している。このイベントは、各種ステークホルダー(利害関係者)などを広く集めて議論し、Uber Airの早期実現を目指して開催されている。講演では、その「前哨戦」といえるヘリコプターを利用した移動サービス「Uber Copter」の詳細や、米国外で初めてUber Airの実証試験を実施する都市をオーストラリア・メルボルンだと明らかにした。

 Elevate Summitは今回で3回目である。2017年はダラスで、2018年はロサンゼルスで開催された。いずれも、ウーバーが2020年にUber Airの実証試験を予定する都市である。今回は、ワシントンで開催された。Uber Airを開始するには、行政機関や規制当局などと協調しなくてはならない。そのため、「政治の中心地であるワシントンで開催したのだろう」(複数の参加者)。さらに、機体の準備や離発着場などのインフラが必要で、「Uber Airを急成長させるなら、大きな投資が必要。それだけに、公共投資を引き出す狙いもあるのだろう」(同)。

Uber Elevate Summit 2019での講演の様子(撮影:日経 xTECH)
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