LINEは2019年5月30日、スマートフォン決済サービス「LINE Pay」の利用者獲得に向けた還元キャンペーンの期間を延長したと発表した。当初は2019年5月20~29日の予定だったが、複数のシステム障害などで処理が滞り、用意した還元額300億円のうち約200億円分しか消費されなかった。残る100億円分を使いきるまで期間を延長する。

300億円還元をうたい大々的にキャンペーンを発表したが
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 キャンペーンの名称は「祝!令和 全員にあげちゃう300億円祭」。LINE Payの送金機能を使い、LINE利用者同士で1000円分の「ボーナス」を送れるという内容だ。受け取った利用者はボーナスを買い物などに使える。

 LINEによれば5月29日時点で送付人数は2000万人と、LINEの国内月間利用者8000万人の4分の1に上った。ボーナスとして利用者が送った金額は200億円だった。

 ただ、5月20日の開始直後からシステム障害が発生してキャンペーンの足を引っ張った。20日の朝に利用者のアクセスが殺到し、キャンペーンのページにつながりにくくなりボーナスを送れなかった。この障害は同日の夕方に解消した。

 ボーナスを受け取るのに欠かせない「本人確認手続き」に関するシステム障害が起こったのも誤算だった。同手続きのうちオンラインで本人確認ができるeKYCサービス「かんたん本人確認」については、アクセスが集中したため5月24日に新規受け付けを一時停止した。LINEはシステム障害を解消した後、同サービスを5月28日に再開した。

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